子連れファミリーのキャンプ場選びは、施設の清潔さ、安全面、レンタル品や販売品の充実度ももちろん大事ですが、どんな自然の中でどんな体験ができるのかも気になりますよね。
キャンプ場内、付近がどれだけ充実しているかによって、子供の機嫌や楽しさも変わったりします。
今回は、車で出かける”子連れキャンプ”を楽しんでいる筆者の家族が、「楽しい!」と実感した関東近郊のキャンプ場を厳選してご紹介。
比較的オープンしてまもない関東のキャンプ場を選んでいるので、キャンプ場選び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子連れキャンプ場【関東】おすすめ:群馬編
群馬おすすめキャンプ場:自然体験をしたいなら「ちばむらオートキャンパーズリゾート」
2020年9月にオープンした『ちばむらオートキャンパーズリゾート』。
群馬県みなかみエリア、東京からは車で2時間半程度、もう少しいけば新潟に着く、関東最北の県境に位置します。
こちらのキャンプ場のポイントは、自然体験が充実していること。
キャンプ場が持っている畑や森があるので、その中で家族だけでは体験しずらい自然体験をすることができます。
「ちばむらオートキャンパーズリゾート」子連れおすすめ①畑の自然体験
「ちばむらオートキャンパーズリゾート」の畑では、ジャガイモやさつまいも、大根など季節に合わせて様々な野菜を育てています。
2023年夏よりスタートしたプログラムで、キャンプ場から徒歩で5分程度の距離にある畑までみんなで歩いて行き、収穫。
汚れても良い服装で参加するように言われますが、長靴(子供用あり)や軍手(大人サイズのみ)、袋などは準備してくれているので、手ぶらで参加することができます。
筆者が訪れた2023年9月は、メークインの収穫体験で、土の中に埋まっているじゃがいもを掘り出す形だったので根っこに繋がったじゃがいもをズボボボ!と引き出す訳ではなかったのですが、2歳児は土からわんさか出てくるジャガイモに目を輝かせ、楽しそうに掘り出していました。
公式サイトやインスタでは「日曜の朝開催」とされていますが、土曜も日曜も開催されており、時間は16:00からでしたので時間が気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
ちなみに、今後料金は1,000円/1組(6名)となるようですが、現在モニター体験中で無料で参加することができました。
「ちばむらオートキャンパーズリゾート」子連れおすすめ②ナイトウォークイベント「チバームランド」
2022年は7月から10月まで、2023年は4月から11月までの期間限定で、光の切り絵と音楽が流れる森を探索するナイトウォークイベント「チバームランド」が開催されており、「ちばむらオートキャンパーズリゾート」宿泊者はその宿泊料で参加することができます。
チームラボやNAKEDが日本を席巻する今、切り絵?とほっこりした想像をされた方、侮るなかれ!
暗い森の木々に広がる、切り絵の映像と動物達の声もする音楽、煉瓦造りの館に映し出された秘密のパーティーへの誘い。
ランタンを片手に森の中を進み出会う、光の切り絵作家「酒井敦美」による幻灯空間と、自然を取りいれた⾳楽を紡ぐ「サキタハヂメ」の音が見事にマッチして、圧巻です。
子供達も夜の森を探検する非日常に興奮すること間違いなしです。
「ちばむらオートキャンパーズリゾート」子連れおすすめ③車で10分「たくみの里」で体験満載
「ちばむらオートキャンパーズリゾート」から車で10分程度の場所に「たくみの里」という道の駅があります。
道の駅というと、地産の食材や工芸品を売っている場所と想像しがちですが、この道の駅はレベルが格段に違います。
大きめの村一つが道の駅!
日本の原風景に囲まれながら、木工、竹細工、和紙、七宝などの様々な伝統的な手作り体験ができる匠たちが住み、常時ワークショップを開いています。
ものづくりだけではなく、地元の食材を使ったお食事はもちろん、果物狩りもできる充実のスポット。
里内でレンタル自転車(一日800円)もあるので(チャイルドシート付きもあり!)、借りて散策するのもおすすめです。
子連れキャンプ場【関東】おすすめ:千葉編
千葉おすすめキャンプ場:アスレチック併設の「RECAMPしょうなん」
東京からは車で2時間程度、千葉県柏市にある26ヘクタールと広大な敷地の「手賀の丘公園」内にあるキャンプ場。
手賀の丘公園内のキャンプ場とバーベキュー場がリニューアルされ、2020年6月にオープンしました。
こちらのキャンプ場のおすすめは、なんといってもキャンプ場内にアスレチックが併設されていること。
子供達がいつまでも時間を忘れて遊べる(体力を使える笑)スポットです。
「RECAMPしょうなん」子連れおすすめ①本格的「アスレチック」
先にも記載しましたが、「RECAMPしょうなん」は手賀の丘公園の施設をリニューアルしオープンしたキャンプ場。
ですが、人気だった設備はそのまま残されています。
その一つが本格アスレチック。
全部で15種もあるユニークなアスレチックは、ネットとハシゴ的な木を登ると頂上で鐘を鳴らすことができる「森のお城」や、ゆらゆら揺れるスリル満点なつり橋「森の谷渡り」などエキサイティングです。
突如現れる巨大恐竜は「恐竜の滑り台」なので背から尾にかけて滑るのをお忘れなく!
「RECAMPしょうなん」子連れおすすめ②自然と触れ合う「収穫体験・農業体験」
地元農家さんの協力の元、季節の野菜を収穫できる「収穫体験」も開催されています(要収穫プラン予約)。
いつもはスーパーで売られている野菜がどうやって畑に植っているのか、どういうのが美味しいのか、どうやったら取れるのか、農家の方が教えてくれるので食育にもなると評判です。
「RECAMPしょうなん」ではその他にも、地元の自然を知り尽くした「外遊びの達人」手賀沼まんだらとのコラボで、竹を切り出してご飯を作る『バンブーキャンプ』や土から取り出した顔料で染める『ベンガラ染め』など、珍しいイベントを体験できるプランもあるので、イベントに合わせて予約を取るのも楽しいですよ!
「RECAMPしょうなん」子連れおすすめ③親子で「DIYルーム」
管理棟「どんぐりの家」2Fに2023年8月10日(木)に新たなアクティビティ施設としてオープンした『UPCYCLER® DIY ROOM』。
DIY好きにはたまらない廃材たっぷりで作られた部屋には、大きなテーブルと、壁一面に電動工具やドライバーが整備されていました。
こちら筆者が訪れた際にはまだ始動していなかったのですが、廃材などを使ったワークショップなどが開かれる予定でしょうか?まだ公式サイトやインスタにも情報がありませんが、楽しみなスポットです。
子連れキャンプ場【関東】おすすめ:埼玉編
埼玉おすすめキャンプ場:林間の配置が楽しい「喜多川キャンピングベース」
2020年6月にオープン、全サイトウッドデッキのオートキャンプ場。
埼玉県飯能市にある自然の地形を活かした「喜多川キャンピングベース」の特徴は、なんといっても到着して目にする圧倒的なビジュアルです。
それぞれのサイトが山の斜面に棚田式に配置されていて、各サイトに張り巡らせているライティングがまた幻想的で、ワクワク感をそそります。
「喜多川キャンピングベース」子連れおすすめ①全サイト「ウッドデッキ」の心地よさ
このキャンプ場の最大の特徴は、先にも記載した通り、全サイトが西川材のウッドデッキであること。
雨が降っても足場がよく、テントなどの設営が楽なのはもちろん、広いウッドデッキは子供達の遊び場には最適で、ウッドデッキの快適さに満足する人も多いキャンプ場です。
子供が裸足で駆け出して、テントの中に走り込んできても・・・安心な清潔感(大雑把に言うと)。
「喜多川キャンピングベース」子連れおすすめ②キャンプ場目の前の「沢遊び」
「喜多川キャンピングベース」の目の前には程よく小さな川があり、沢遊びができます。
沢に面したキャンプ場は、雨の後や突発的な危険がないか心配という方にも安心な、少し下った位置にある川。
川で泳ぐといったダイナミックな遊びはできませんが、膝まで使ってカニ取りをしたり、涼んだりできるので、特に小さなお子さんがいるファミリーにはちょうどいい感じの川です。
子連れキャンプ場【関東】おすすめ3選!子どもも楽しめるファミリー向けレビュー まとめ
このサイトでは、関東近郊の子連れファミリー向けキャンプ場、おすすめ3選をご紹介しました。
毎日仕事に家事に明け暮れるお父さん、お母さん、子ども一緒に自然の中に没入する時間は、かけがえのないものです。
自然の中だからこそ見える、我が子の成長や発見、新たに芽生える家族の絆など、子連れファミリーにとってかけがえのない思い出になれるキャンプ体験になるといいですよね。