『Michi』や『怪物園』など、人気絵本を生み出す話題の画家junaida(ジュナイダ)の個展「IMAGINARIUM」。
東京・立川のPLAY!MUSIUMにて、2022年10月8日(土)〜2023年1月15日(日)の期間、大好評の内に終了したjunaida展が、2023年夏より巡回展を開催、2024年は関西から西方面へと向かいます。
今回は、2024年、junaida展の巡回展はいつから、どこでやるのか、またチケットの入手方法などについても、徹底調査していきたいと思います。
「行きたかったのに見逃した!!」「次はどこでやるの?」という方や「関東以外でも見られないの?!」とヤキモキしていた方、ぜひこちらでチェックしてみてください。
※情報は公式情報が更新され次第、こちらにも追記していきます。
junaida展2024巡回はどこ?春からの開催場所と日程・チケット入手方法
早速ですが、2024年春以降に予定されている巡回展がどこで行われる予定なのか、その詳細を見ていきましょう。
junaida展 - 2024年4月12日より市立伊丹ミュージアム(兵庫)にて開催
junaida展「IMAGINARIUM」の巡回展の2024年最初の会場は、兵庫県の伊丹ミュージアム。
伊丹ミュージアムは、江戸時代に建てられた町家である旧岡田家住宅(国指定重要文化財)と旧石橋家住宅(県指定有形文化財)のほか、地下1階から2階に配された6つの展示室、作庭家・重森完途による日本庭園、アトリエ、伊丹郷町クラフトショップなどで構成された文化施設です。
煉瓦作りが歴史を感じさせながらも、随所にモダンなデザインを感じさせ、落ち着いた雰囲気の中で国内外の優れた美術作品を鑑賞できると人気です。
展示会チケットの購入方法ですが、こちらは事前にオンラインなどで購入できる方法はなく、全て当日ミュージアムチケット売り場での購入となります。
ちなみに、伊丹郷町クラフトショップでは、全国で活躍中の工芸作家約100名のクラフト作品を販売。
陶芸・染織・木工・漆・ガラス・ジュエリーなどのクラフト作品が並ぶそうです。
市立伊丹ミュージアム(兵庫)junaida展 へのアクセス
JR伊丹駅と阪急伊丹駅のちょうど間に位置するこの「市立伊丹ミュージアム」ですが、以下がアクセスマップとなります。
電車を利用して足を運ぶ場合は、以下の2つの駅からのアクセスが可能。
また、車を利用する場合は、
車の場合:
大阪方面から:阪神高速11号池田線 豊中北ICより約15分。
神戸方面から:名神高速尼崎ICより約20分。
京都・名古屋方面から:中国自動車道中国豊中ICより約20分。
中国地方・兵庫北西部から:中国自動車道 宝塚ICより約30分。
駐車場:
専用駐車場はありません。
伊丹市立宮ノ前地区地下駐車場(150円/30分、最寄出口:Cゾーン)をご利用ください。
junaida展ついでに「伊丹」への旅行はいかがですか?>>
junaida展 - 2024年7月20日より長崎県美術館にて開催
「junaida展 2024 」夏からは長野県にある長野県美術館で開催が決まりました。
長野県美術館は、「長崎水辺の森公園」に隣接し、運河を挟むように広がる美術館。
展示会チケットの購入方法も、分かり次第追記しますね。
長崎県美術館(長崎)junaida展 へのアクセス
長崎港の近くに位置するこの「長崎県美術館」ですが、以下がアクセスマップとなります。
路面電車や電車、車、フェリーなど様々なアクセスができるので、以下ご確認くださいね。
また、車を利用する場合、専用駐車場はありませんが、『クレインハーバー長崎ビル駐車場』、『県営常盤(北)駐車場』は、美術館内で有料施設(企画展・コレクション展・カフェ・ミュージアムショップ等)をご利用になられた場合、駐車料金の割引サービスがあるのでお得です。
junaida展ついでに「長崎」への旅行はいかがですか?>>
junaida展 - 2023年の開催実績
junaida展「IMAGINARIUM」の巡回展、2023年の初会場は千葉県の「佐倉市立美術館」でした。
佐倉市立美術館は、大正7年に建てられたレンガ造りの旧川崎銀行佐倉支店(千葉県指定有形文化財)の保存と活用を考慮して建設された美術館。
煉瓦作りが歴史を感じさせながらも、随所にモダンなデザインを感じさせ、落ち着いた雰囲気の中で国内外の優れた美術作品を鑑賞できると人気です。
junaida展2024巡回はどこ?junaida展の「見どころ」と「評判」
ここで、巡回展の元となる、2022年秋より開催されていたjunaida展「IMAGINARIUM」について、その見どころを中心におさらいしておきましょう。
「IMAGINARIUM」は、junaida初の大規模個展です。
ヨーロッパを思わせる謎めいた架空の世界に、繊細に描きこまれた景色と人物。
一見鮮やかな色彩の中に、明るさも闇も同居するその絶妙なバランスの世界観が、見る人の視線と心をグッと掴んでいますよね。
本個展では、赤や金に彩られた異世界に、絵本原画や一枚絵として描かれた400点を超える作品の数々が一堂に並びました。
junaida展「IMAGINARIUM」 見どころ①圧倒的な作品数!400点の原画を浴びる
「IMAGINARIUM」では、2006年から最新作まで400点以上の原画を集め、「交錯の回廊」「浮遊の宮殿」「残像の画廊」「潜在の間」という4章で構成されました。
一歩足を踏み入れるとまるで異世界。
赤や金に彩られた宮殿のような空間で、圧倒的な数の作品を浴びるように”体感”できます。
一つ一つが緻密な作品をじっくり鑑賞するのも、その世界に体を委ねてみるのも、時間の限り堪能できました。
ちなみに、東京PLAY!MUSIUMの空間デザインは、「エリック・カール 遊ぶための本」展などを手がけた建築家の張替那麻(Harikae)が担当していたそうです。
junaida展「IMAGINARIUM」 見どころ② 描き下ろし新作が見られる!
目玉は、展示会のメインビジュアルにも据えられている三連画の新作「IMAGINARIUM」。
今回の初の個展に合わせ、書き下ろされ、3点それぞれがjunaida作品の根底にある要素を象徴しています。
ちなみに、個展タイトルの「IMAGINARIUM」は、想像するという意味の「IMAGINE」と、プラネタリウムなどの語尾「-ARIUM」をミックスしたもので、鑑賞者の想像、体験によって、自由に変容する場所であってほしいと願ったものだそうです。
junaida展「IMAGINARIUM」 見どころ③怪物園の巨大アニメーション
第54回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)を受賞、そしてミュンヘン国際児童図書館発行の「ホワイト・レイブンズ-2021」に入選した人気の絵本『怪物園』。
色とりどり、表情豊かな怪物たちに魅了された方も多いのではないでしょうか?
junaida展「IMAGINARIUM」では、なんと、あの怪物たちが、巨大なアニメーションとなって行進しました。
まるで自分が『怪物園』に入り込んでしまった方のような、幸せな時間と空間。
監督は映像作家の新井風愉が担当されていました。
junaida展「IMAGINARIUM」SNSでの評判
過去に開催されたjunaida展「IMAGINARIUM」について、SNSでは感動の声が集まっています。
ちなみにこの小さな展示会の「住人」たち。
会場のあちこちにいるようなので、それを見つけるのも楽しみの一つですね。
junaida展2024巡回はどこ?春からの開催場所とチケット入手方法 まとめ
今回は、2022年10月8日(土)〜2023年1月15日(日)に開催が終了したjunaida展「IMAGINARIUM」の2024年春以降に予定されている「巡回展」についてご紹介しました。
待望のjunaida展 巡回展、2024年は関西エリアからのスタートです。
「IMAGINARIUM」のために描き下ろした新作や、動く怪物たちに会える希少な機会となりそうなjunaida展 巡回展。
Junaidaファンならずとも、アートと触れ合う機会として、絶対見逃したくない展示会ですので、どこでやるのか、一緒に追っていきましょう。