子供が職業体験ができるエンターテイメント施設として絶大な人気を誇る「キッザニア」。
でももう一つ、同じような体験型施設で「カンドゥー」がありますよね。
一体どんな感じで違って、どっちを選べばいいか、悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は キッザニア VS カンドゥーを、「体験内容」や「「混雑具合」「コスパ」などから、どちらが誰にぴったりのスポットか、徹底比較します。
もちろんどちらも楽しめればベストですが、事前にチェックしてどちらがご自身とお子様向きか参考にしてみてくださいね。
キッザニア VS カンドゥーどっちに行く? - 体験内容で比較!
まずは、料金や時間、場所はさておき、どんな内容でどんな子にやファミリーに向いているのかを比較してみてみましょう!
キッザニア | カンドゥー | |
職業 | 100種以上の職業をリアルに体験 | 15~20種から親子でのんびり体験 |
過ごし方 | 子供主体/親は見守る | 親子で体験 |
雰囲気 | リアリティを追求 | 子供に即したデフォルメ系 |
キッザニア VS カンドゥー - 職業比較
「キッザニア」と「カンドゥー」のまず大きな違いは、職業の種類とそれへの取り組み方などです。
簡単に言うと
色々な職業をリアルに楽しみたい
→キッザニア
親子でゆるっと職業体験をしたい
→カンドゥー
体験できる職業の数は
キッザニア:約100種類以上
カンドゥー:15~20種類
と歴然の差があります。
カンドゥーにあってキッザニアにない職業はありません。
ですが、同じ職業でもカンドゥーでは「親子で一緒に参加できる」が特徴。
キッザニアは子供一人で予約、ブースに入って体験するのが前提ですが、例えばカンドゥーではカフェ店員やパティシエであれば、親子で一緒に料理を作ったり、警察官として親子で街を巡回したりできます。
キッザニア VS カンドゥー - 館内での過ごし方
子どもの主体性を見守りたい→キッザニア
親子で一緒に楽しみたい→カンドゥー
全体の街の作り、雰囲気を比較してみると、
「キッザニア」は大型テーマパーク。
リアルな街並みや、本格的なユニフォーム、道具を使うのが特徴です。
かたや「カンドゥー」はどちらかというとゆるりとしたコミュニティスペースのような雰囲気。
デフォルメした街並みで、ユニフォームや道具も、あえてリアルを追求していません。
子どもにも動きやすい素材や形であったり、道具もおもちゃの包丁や調理器具など、カジュアルダウンしたアイテムを使用します。
キッザニア VS カンドゥー - 親の参加度合い
これも大きく違います。
キッザニア:職業体験は子どものみ、親は見守る役割
カンドゥー:親子で一緒に体験
キッザニアでは「全て子供が」がテーマなので、体験予約なども全て子供が行いますが、カンドゥーは子供が体験中に親が次の予約をすることもでます。
キッザニア VS カンドゥーどっちに行く? - 対象年齢で比較!
対象年齢は公式サイトなどで発表されていますが、実際に行った方の口コミなどからは、実は少し異なります。
キッザニア | カンドゥー | |
公式 | 3歳~15歳 | 3歳~12歳 |
実際 | 5歳〜12歳 | 3歳~9歳 |
なぜ実際が少し異なるのか、それぞれ理由を説明しますね。
キッザニア VS カンドゥー - 5歳未満ならカンドゥーがおすすめ!
キッザニアは、基本子供が一人で頑張る施設。
一人でブースに入り、名前や年齢を伝え、説明を聞き、体験しなければなりません。
なので、対象年齢は3歳からでも、実際に5歳未満の子どもが行くと、「ママとはなれるのは・・・」だったり、説明が少し難しかったり、「制服がブカブカで合わなかった!」と言う声も。
その点、カンドゥーは、親と一緒に体験できるので3歳前後の幼児も十分満喫できます。
キッザニア VS カンドゥー - 9歳以上はキッザニアがおすすめ!
体験できる職業が限られれいたり、少し子供っぽくデフォルメされている「カンドゥー」は、9歳以上になるとやや物足りなく感じるようです。
ただこれはキッザニアも同様で、中学生くらいになってしまうと、どちらも幼すぎると感じる方も出てくるようなので、ご留意くださいね。
キッザニア VS カンドゥーどっちに行く? - 混雑具合で比較!
では次に、気になる「混雑具合」で比較したいと思います。
特にキッザニアはなんだか予約とか「朝早くから並ばないと・・」などの噂で、ちょっと面倒だなと思っている方も多いはず。
親がどのくらい努力しないといけないのかも重要なポイントですよね。
キッザニア VS カンドゥー - 「キッザニア休日」「カンドゥー平日」は事前予約必須
キッザニアもカンドゥーも、それぞれオンラインで事前予約でチケットが購入できます。
もちろん当日券もありますが、どちらも事前予約は必須と思っていた方がいいでしょう。
サイトを見るとどちらも「完売」ではない日にちが圧倒的なのですが、ここで注意が必要!
家族単位、また友達単位で行くことが多いので、「空きがあったのに、4人分取ろうと思ったらダメだった〜」というのをよく耳にします。
なのでキッザニアは特に「休日」、カンドゥーは「平日・特に水曜日(団体予約が入りがち)」は予約必須です。
キッザニア VS カンドゥー - 「キッザニア」は当日親の努力が必要!
さて、チケットが予約できても、当日好きな職業を自由に体験できるのかというと、一概にはそうとは言えません。
カンドゥーは館内に入れば比較的スムーズに体験予約ができ、体験の数が少ないため、混雑しても待ち時間は比較的短いのですが、キッザニアの特定の職業体験は予約開始直後に埋まります。
なので、キッザニアで「どうしてもあの職業が体験したい!」という強い希望がある場合は、予約時間の3時間前くらいには整理券を取りに行く必要があります。
そして、どんな職業が人気があって、どんなのを体験したいか、事前に子供とすり合わせをしておく必要もあります。
どんなお仕事が人気?事前に知っておきたい職業についてはこちら>>
キッザニア VS カンドゥーどっちに行く? - コスパで比較!
最後に、子供にはあまり関係ありませんが、親にとってはすっごく重要な「コスパ」と「行きやすいか」で比較してみましょう。
キッザニア | カンドゥー | |
子ども料金 | (3〜15歳)3,300円〜6,600円 | (3歳以上)約3,250円〜4,500円 |
大人料金(16歳以上) | 2,300円〜2,600円 | 2,000円〜2,500円 |
利用時間 | 約5時間 | 約3時間 |
体験できる職業数 | 5-7個 | 3−5個 |
キッザニアは「130種類以上の職業!」というのが魅力の一つではありますが、実際に体験できる数はそれぞれ一桁台なので、その点は頭に入れておかなければなりませんね。
キッザニア VS カンドゥー - コスパがいいのは「キッザニア」
入場する時間帯や、平日、休日、ハイシーズンなどの日にちによって入場料は変動しますが、子供も大人もわずかにカンドゥーの方が入場料は安く設定されています。
ですが、入場時間が異なるので、コストパフォーマンス的には、「キッザニア」が優勢。
セットや職業体験のクオリティやがとても高く、多くの体験から選べるのもコスパ大ですね。
ただし、先ほども言いましたが、キッザニアはとても混雑しているので、「やりたい職業」が絶対にやれるかというと、そこは準備と計画性が必要ですのでご注意ください。
キッザニア VS カンドゥー : こんな子ならどっち?
最後に、「うちの子こんな子なんだけどどっちだろう・・」とその子の好みで選ぶなら、をポイントを絞ってご紹介しますね。
オシャレ好きな子なら、「キッザニア東京」がおすすめ!
ファッションやメイクなどオシャレが好きな子が行くなら、おすすめは「キッザニア」。
職業種類としてはあまり変わりはありませんが、中身が少しづつ異なってきます。
例えばモデルだと、
ヘアメイクは、
全体的に「本格的に」オシャレなお仕事体験をすることができるので、ファッションやビューティーに興味のある子どもには「キッザニア」の方が魅力的に映りそうです。
キッザニアでは常に新しいメイクなども入荷されています!
乗り物好きなら、迷わず「キッザニア」
乗り物好きな子なら、「キッザニア」の方が楽しめます。
カンドゥーはスペースの関係上、乗り物に乗って動く、というのは難しいようです。
逆にキッザニアは、消防車に乗って現場まで休講しますし、レンタカーでは、専用サーキットで運転ができるので、乗り物好きが満足できるアクティビティが豊富です。
ゲーム好きなら「カンドゥー」
リアルな世界観の「キッザニア」と、夢の世界観も混じっている「カンドゥー」。
ゲーム的な体験がお好きなお子さんなら、「カンドゥー」のが楽しめます。
上記の職業以外でも、カンドゥーでは「ボートレース」や「消防士」は、VRを使用した体験だったり、「警察官」では実際に犯人役が出てきて捕まえたりするので、「カンドゥー」の方がゲーム性が高いと言えます。
豊洲・キッザニア VS 幕張・カンドゥー 施設情報
それぞれの施設情報をまとめておきますので、アクセスなどの参考にしてみてください。
どちらも大型商業施設内にあるので、車でのアクセスはよく、駐車場もあるので便利です。
キッザニアとカンドゥー行くならどっち?職業や体験内容、違いを徹底比較 まとめ
本記事では、都内近郊にある人気の職業体験施設「キッザニア」と「カンドゥー」どちらに行こうか悩んでいる方のために、徹底比較をしました。
職業比較:
色々な職業をリアルに楽しみたい → キッザニア
親子でゆるっと職業体験をしたい → カンドゥー
館内での過ごし方:
子どもの主体性を見守りたい → キッザニア
親子で一緒に楽しみたい → カンドゥー
親の参加度合い:
キッザニア:職業体験は子どものみ、親は見守る役割
カンドゥー:親子で一緒に体験
混雑具合:
・事前予約必須なのは「キッザニア休日」「カンドゥー平日」
・「キッザニア」は当日予約時間より大幅に早く来場する必要も!
コスパ:
・時間、料金、体験内容からコスパがいいのは「キッザニア」
全体的には、「リアル職業体験を子供が楽しみたいならキッザニア」「家族でゆるっとその時間自体を楽しみたいならカンドゥー」です。
キッザニアもカンドゥーも、それぞれ魅力があり、どちらを選んでも楽しい時間が過ごせると思いますが、選ぶ前の参考になれば幸いです。
ちなみに、どちらも公式サイトより割引なチケットもあるんですよ!
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