ジブリの名作「魔女の宅急便」でお馴染みの絵本作家角野栄子さんの世界が詰まった「魔法の文学館」。
2023年11月に江戸川区なぎさ公園にオープンしたこの「魔法の文学館」が、「いちご色の空間に目を奪われる!」「圧倒的な絵本の蔵書に心奪われる!」と話題です。
今回はそんな「魔法の文学館」へ行くのに、予約が必要なのか、当日券はあるのか、混雑状況は?など「行こうかな」と思っている方が気になるポイントについて、実際に行った体験をもとに、ご紹介していきます。
オープンしてから約半年間にわたる混雑状況も統計的にチェックしましたので、参考にしてみてくださいね!
角野栄子さんの「魔法の文学館」は予約必要?
早速、「魔法の文学館」は予約が必要なのか結論からご紹介します。
「魔法の文学館」予約 - 基本的に全日程「事前予約制」
「魔法の文学館」は事前予約制、しかも2段階制です。
①来館希望日が2ヵ月以内の場合
来館希望日が2ヵ月以内の場合は、来館希望日の2週間前までに「抽選予約」を申し込むことができます。
そして、その抽選の結果は、来館希望日の2週間前の16時にメールで伝えられます。
②来館希望日が2週間以内の場合
来館希望日が2週間以内の場合は、空きがあれば先着順で予約できます。
「魔法の文学館」予約 - 予約料金は一般700円
「魔法の文学館」の入館料金は、以下の通りです。
一般 | 江戸川区在住、在勤、在学者 | |
15歳以上 | 700円 | 500円 |
4歳から中学生 | 300円 | 200円 |
3歳以下 | 無料 | 無料 |
「魔法の文学館」予約 - 予約方法は公式サイトのみ
「魔法の文学館」の予約は、全て公式サイトに統一されています。
「魔法の文学館」予約 - カフェだけ利用の場合も予約は必要?
「魔法の文学館」では、「カフェだけ利用する」ということはできません。
「魔法の文学館」に入館してからでないと、「カフェ・キキ」は利用できませんので、ご注意くださいね!
注意!
例えば、「魔法の文学館」を13:00〜13:30で入館予約したとして、その前の12:00に到着し、カフェに先に入っていようと言うことはできませんので、注意が必要です!
当日空きがあれば、一度その場で13:00からの予約をキャンセルし、12:00の予約をしなおしてカフェに入る、ことはできるそうですが、カフェ利用をしたい方は、その時間も含めた時間での予約をおすすめします!
角野栄子さんの「魔法の文学館」当日券はある?混雑状況は?
では「事前抽選には落ちてしまった」とは「当日思い立って行きたいと思ったんだけど・・・」と言う人にチャンスはないのか?
いえいえ、日によっては当日券もあります!
「魔法の文学館」当日券 - 平日はほとんどある
「魔法の文学館」では、公式X(旧twitter)で当日の空き状況をお知らせしています。
過去半年に遡りチェックしたところ、オープン直後は流石に難しかったようですが、2024年春現在は、平日は大抵「当日券」が販売されています。
しかも時間にも幅があるので、普通の平日(春休みや夏休みでない限り)は安心して大丈夫でしょう。
ただ、必ずその日の公式X(旧twitter)をチェックしてから足を運ぶのがおすすめですよ!
「魔法の文学館」当日券 - 土曜日は15:00以降たまに
週末に関しては、基本的に当日券を手にれるのは難しいですが、土曜日はなぜか「15:00以降は空いています」というX投稿がチラホラ。
もしかしたらチャンスはあるかもしれませんので、どうしてもな方は公式X(旧twitter)をチェックしてみてくださいね。
「魔法の文学館」当日券 - 日曜日はほとんどない
日曜日に当日券が発売されたことは、オープンから現在までほぼないです。
ですので、今後も日曜日に「魔法の文学館」にいらっしゃる予定の方は、必ず事前予約をしておいてくださいね。
「魔法の文学館」入館後、館内の混雑状況
これまでにどの曜日に当日券があるかで混雑状況をお知らせしましたが、実際「魔法の文学館」館内に入ってからの混雑状況についてお知らせします。
館内は、日時指定の予約制ですので、その時間がいっぱいになれば予約を受け付けてません。
ですので、館内で「混み合っていて本が見づらい!」とか「シアターに入るのに並んだ」と言うことはないので安心してください。
筆者は平日のお昼頃から3時間ほど滞在しましたが、絵本もじっくり選んで読んだり、色々なソファに腰掛けたりと、ゆったりと過ごすことができましたよ。
魔女の宅急便作家・角野栄子さんの「魔法の文学館」概要
最後に、「魔法の文学館」概要とその館長である作家・角野栄子さんについて、少しご紹介しますね。
「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)概要
館長・角野栄子さんってどんな人?
東京・深川生まれの角野栄子さんは、現在89歳のポップで楽しい女性作家。
出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年間滞在し、その体験を元に書いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年に作家デビューを果たしています。
代表作としても知られる『魔女の宅急便』は、1989年にスタジオジブリ作品としてアニメーション映画化し世界的に人気作となりました。
2018年には、児童文学の「小さなノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞作家賞を日本人3人目として受賞しています。
角野栄子さんについて詳しくは、角野栄子さんの公式サイトをご覧いただくと楽しめますのでぜひ。
魔法の文学館予約必要?魔女の宅急便作家角野栄子さんの図書館・混雑状況や当日券は? まとめ
本記事では、江戸川区なぎさ公園に2023年秋にオープンした「魔法の文学館」は、行くのに予約が必要なのか?当日券はあるのか?などを混雑状況も交えてご紹介しました。
「魔法の文学館」予約情報まとめ
・基本的に予約は必要
・ただし、平日はどの曜日も当日券もあり
・週末は土曜日のみたまに当日券が出るが、ほぼ予約で完売
「魔女の宅急便」でお馴染みの絵本作家角野栄子さんの世界が詰まった「魔法の文学館」。
筆者は2歳児を連れて遊びにいきましたが、子供も大人も入った瞬間に”ワクワク”してしまう、そんな空間でした。
子供と行くのも楽しいですが、次回はじっくりと大人だけで足を運んでゆっくりと絵本を選びながら時間を過ごしたいなとも思える「魔法の文学館」でしたのでぜひ、事前に予約をしたり、混雑状況をご確認の上、ご来館くださいね。