非日常空間と没入体験で2018年のオープン以来話題の「チームラボプラネッツ」(正式名称:チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM)。
同じくチームラボによる、お台場の「チームラボボーダーレス」が2022年8月31日に閉館し、豊洲の「チームラボプラネッツ」も終焉が迫ると言われていましたが、2023年夏の発表で2027年末まで閉館が延期!
現在は外国人観光客でごった返しています。
そんな豊洲の「チームラボプラネッツ」、一体今行ったらどのくらいの所要時間がかかるのか、滞在にかかる時間を、混雑状況なども踏まえて体験レポートでご紹介しています。
とにかく映え写真が魅力の「チームラボプラネッツ」では無駄な時間は省き、ゆったりと遊びたいですよね。
閉館前に充実した時間を過ごすためにも、所要時間をあらかじめチェックして、楽しんできてくださいね。
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チームラボ豊洲 チームラボプラネッツの所要時間は?
さっそく、筆者自身が遊びに行った際にかかった時間、そしてSNSなどでの口コミから見えた所要時間を、「全体平均」と「エリア別」に分けてご紹介します。
「エリア別」に関しては、エリア紹介も兼ねていますので、長い場合は最初のまとめだけ見て、あとは飛ばしてくださいね。
豊洲「チームラボプラネッツ」実際にかかった所要時間は1時間半から2時間半
「チームラボプラネッツ」の基本所要時間は1時間半から2時間半程度ですす。
1時間半から2時間と記載されているサイトも多いですが、2021年の拡張リニューアルの際に、作品やレストラン・店舗が増えたので、今は少し時間がかかります。
豊洲「チームラボプラネッツ」エリア別所要時間と見どころ
ここからは、入場から作品ごとの目安をご紹介します。
「この作品は時間をかけたい」「ここは割愛!」などご自身のスケジュールに合わせてあらかじめ予定を立てておくと「最後の方に駆け足になってしまった」なんてことがなく安心です。
⓪入場(入場待機〜入場映像〜ロッカー準備)《所要時間:20〜30分》
「チームラボプラネッツ」のチケットは30分区切りの時間指定となっていますが、オンタイムになったらすぐに入れるわけではなく、まずは、同じ時間帯の入場者と共に入口で待機します。
入場後は、注意事項などの説明を映像で受け、靴や靴下を脱いでロッカールームへ移動します。
「チームラボプラネッツ」は、膝まで水の中に入って楽しむアート作品があるため、入口から全員裸足で入場。
携帯以外の荷物は全てロッカールームに入れたりと(お手洗いが必要な方は会場内でここのみなので注意!)少し準備に時間がかかります。
①坂の上にある光の滝《所要時間:5分》
最初に出会う作品「坂の上にある光の滝」は、暗い空間の中で、水の流れる坂道を登った先に出現。
道の両橋と滝だけが光っていて、とても幻想的。
通路の途中にあるので、通り過ぎるだけで滞在時間は短めです。
②やわらかいブラックホール《所要時間:5~10分》
沈みこむような感覚のクッションで覆われた暗い部屋。
重力を感じながら歩いたり、寝そべって埋まったりしながら、”沈み込む”体感を楽しめるこの作品は、キャーキャー言いながらも通過するだけなら3分ほどです。
筆者はここは通過しながら楽しみましたが、来場した際には、のんびりと天を仰いでくつろぐ人や、お子さん数人を連れて遊んでいる方もいて、おそらくそういった方々は10〜15分は滞在していたのではないでしょうか?
③The Infinite Crystal Universe《所要時間:10~15分》
こちらはSNSでよく見る、無数の光の粒が連なり、その奥行きや立体感を楽しめる作品です。
スマホアプリ《teamLabアプリ》で、光のパターンを選んで作品に向けてスワイプすると、作品がその光のパターンに変化したりとインタラクティブに作品に関われるのと、なかなか迷路みたいでウロウロと動き回ることになるので、15分程度は見ておいた方がいいでしょう。
動画や写真を撮ったりだけの場合でも、背景にいる人を避けたりするとやはり10分~15分はかかるエリアです。
④人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング《所要時間:10~15分》
次は、水の中に入って楽しむ作品。
膝下くらいまでの水に入ると、水面に映る鯉や光がうつろい、人にぶつかると花となって散る、そんな儚い映像に没入できると話題です。
この作品、あらかじめ作られた映像を流しているのではなく、コンピュータープログラミングによってリアルタイムで描かれているそう。
そのため、足元に、眼下に広がる映像は、唯一無二です。
作品に没頭するのはもちろんですが、まあまあ深めな水の中に入ると、意外にも動きづらいので、滞在時間は長めに10~15分と想定しておいてください。
作品から出たところで、足を拭くタオルが用意されているので、そこで身なりを整えて次に進みます。
⑤倒景の憑依する炎《所要時間:0分(④に含む)》
この作品は、実は④「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」の部屋の一角にひっそりと存在します。
ですので、見逃さないようにしてくださいね!
⑥意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在‐平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊《所要時間:10〜15分》
部屋中にふわふわと浮遊する大きな球体と戯れるこちらの作品。
「チームラボプラネッツ」では、基本的に作品に触れてはいけないのですが、この作品では、「自由に触って、押して、飛ばして」OKです。
球体は、球体同士でぶつかると、その衝撃により色が変化します。
その色の変化によって、部屋全体の色調が変わるので、写真や動画を撮るごとに雰囲気が一変。
どんな色の写真が映えるか、いろんなパターンの色の組み合わせが楽しみたいなら、滞在時間は少し多めに設定しておいてくださいね。
⑦Floating in the Falling Universe of Flowers《所要時間:5~10分》
こちらは、部屋全体に映し出された映像に没入する不思議な感覚の作品。
真っ暗な空間の中で、咲いては散っていくビビッドな花々を、思わず次々と目で追ってしまいます。
筆者も、円形の空間の床に寝転びながら無心で見入ってしまいました。
ただ、大きめな映像美に囲まれた空間なので、だいたい10分程度が見ていられるMAXかと。
⑧Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体《所要時間:10分~15分》
こちらは、2021年7月リニューアル時に新たに登場した作品です。
13,000株を超える生きたランの花が空間の天井全体から吊り下げられ、その中に佇んで撮った写真や動画はまさに幻想的。
床が鏡張りになっているので、四方八方花に囲まれる贅沢な空間です。
この空間だけは会場内の人数が制限されているので、入り口で待機時間が必要ですが、完売の枠で入場した筆者も、1回待ては入れたので、あまり長く待つことはありません。
人が近づくと、花はゆっくりと上に上がっていき、人が移動すると、そのスペースにゆっくりと降りてくるので、1カ所にとどまれば、周りが花だけに包まれ、まるで自分が花の世界と一体化している感覚に。
少人数づつエリアに入るので、比較的背景に邪魔が入らず写真が撮りやすいのと、自然光に照らされているため、スマホで簡単に素敵な写真を撮影できる点でもポイントが高いエリアです。
こちらは、時間制限が設けられているので、時間になったら追い出されます笑(でも制限終了後に一旦出て、その後また入ることはできますので、気に入ったらぜひ)
⑨呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset《所要時間:5〜10分》
こちらも2021年7月に新しく登場した作品ですが、実は武蔵野のチームラボでも見ることができます。
苔の庭に、どこか人工的で近未来的なOvoid(卵形体)が点在する彫刻作品ですが、この卵、押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ光輝きます。
こちらは昼と夜で光の感じがだいぶ異なり、上記写真は夜の様子。
昼はこんな感じなので、あまり時間はかかりませんでした。
チームラボ豊洲 チームラボプラネッツ混雑状況とおすすめの日時帯
続いて、2024年10月現在の混雑状況と、行くのにおすすめの日時帯を調査してみましたので、ご紹介します。
オープン時以降、世の中の流れもあり、混雑状況は落ち着いていたのですが、また最近、混雑してきている!とSNSでも話題です。
豊洲「チームラボプラネッツ」そもそも混雑の理由は何?
豊洲「チームラボプラネッツ」いつか閉館するのかも!?
2022年8月31日をもってお台場が閉館してから、豊洲はまだ空いているとして再注目され、さらに、その豊洲も2023年末には閉館する!となったものの、その閉館は2027年末に延長!
閉館する、しない、が長らく続いたので、「なんかいつか閉館するらしい」と思われており、旅行に来たら行ってみよう、と混雑しています。
外国人観光客の観光のメッカに「訪人外国人の来館は過去最高!」
SNSで「最近混んでいる!」とコメントを残している方の多くは「外国人が多い!」と感じているようです。
筆者もつ最近会場付近に足を運びましたが、観光バスで来場している外国人客も多く、体感95%が外国の方。
説明も「英語→日本語」なので、さながら海外に来た感覚になりました。
それもそのはず、2023年4月に訪れた外国人客数が約17万人を突破し、月間の外国人客数においては過去最高を記録、なんと、邦人外国人の10人に1人がチームラボプラネッツを訪れているそうです。
今や日本の人気観光スポットの一つとなっており、入国が楽になってからより一層増えてきた訪日外国人のボリューム増加とともに、混雑も進みそうですね。
豊洲「チームラボプラネッツ」混雑ピーク日時は「午前中~昼頃」
2024年10月現在、土日でも平日でもチケットの完売状況はあまり変わらず(夏休みなど多少混雑気味)、まだ土日でもチケットの購入は可能です。
ただし、どちらも「午前中~昼頃」のチケットから先に完売になっているような状況ですので、午前中に行きたい方は早めのチケット購入がおすすめです。
公式サイトのチケット購入画面で残り枚数が表示されますので、そちらを見ながらいつ来場するか検討すれば、比較的空いている時間帯に来場できそうです。
豊洲「チームラボプラネッツ」おすすめは「夕方以降」
「チームラボプラネッツ」でゆっくりじっくり楽しみたいなら、おすすめは夕方以降の時間帯。
混雑状況もさることながら、いくつかの作品は昼と夜では全く異なった印象になり、特に注目の蘭の花や、卵形体のエリアでは、その景観が一層幻想的になります。
蘭の花は、特に夏の時期は、夜の方がより濃厚な香りをまとうので五感の刺激もより一層楽しめそう。
また、卵形体は夜になると、昼とは異なりまだ人が名前をつけていないような不思議な極彩色を纏うので、限定感があります。
22:00まで営業しているので、ディナーを終えてから遊びに来るのも良いかもしれません。
チームラボ豊洲 現地で思いっきり楽しむためにしたい事前準備
会場で少しでも時間を有効的に使うために、ここで事前にできるおすすめ準備ポイントをご紹介します。
せっかくの機会ですので、ぜひ事前の簡単な準備で当日をストレスフリーに満喫してくださいね!
豊洲「チームラボプラネッツ」事前準備① 事前予約
「チームラボプラネッツ」に入場するには、日時指定のチケットが必要です。
前売券と当日券があり、当日券は施設内の券売機で購入することができますが、混雑状況によっては売り切れになっている場合もあるので、絶対に前売り券を購入するのがおすすめ!
今なら「楽天トラベル」でチケットを購入すると、ポイントつくので、おすすめです!
豊洲「チームラボプラネッツ」事前準備② アプリのダウンロード
「チームラボプラネッツ」では、スマホアプリを使うと、作品とインターラクティブに楽しめるポイントもあります。
入口や作品の前で、アプリをDLしながら時間を無駄にしないためにも、事前にダウンロードしておくとスムーズです。
スマホアプリは、【teamLab: FIRE】と【teamLab:アプリ】の2種類ありますので、どちらもダウンロードしておきましょう。
豊洲「チームラボプラネッツ」事前準備③ 持ち物チェック
意外にも時間がかかるのが、ロッカールームでの準備。
靴下やストッキングまで全て脱がなければならないので、それを念頭にファッションを決めておくのがおすすめです。
また携帯は防水ケースやストラップを装着しておくなど、事前に準備しておくと、スムーズですよ。
豊洲「チームラボプラネッツ」事前準備④ 駐車場予約
チームラボプラネッツには、駐車場がありません。
ですので、車で来場する方は、事前に駐車場についても検討しておく必要があります。
一番のおすすめは、チームラボプラネッツから徒歩10分の位置にある「ららぽーと豊洲」の駐車場を利用すること。
ただ、こちら大型駐車場ながら、週末は相当混み合いますので注意が必要です。
満車の場合は、近隣の有料駐車場を利用しなければなりませんが、そんな状況で駐車できるか不安ですよね。
そんな時は、駐車場の事前予約・決済が出来る「あきっぱ!」がおすすめです。
全国に約38000箇所駐車場があるので目的地に近い駐車場が見つけられ、15分から予約可能なので利用する時間も調整可能。(駐車場で貸し出し時間は異なります。)
豊洲付近でも見つかるので、ぜひ事前に登録しておくことをおすすめします!
チームラボ豊洲 「チームラボプラネッツ」概要
チームラボ豊洲への詳しいアクセスについては、こちらでもご紹介しています!
チームラボ豊洲所要時間は?混雑状況も体験レポート まとめ
ここまで、豊洲にある「チームラボプラネッツ」がいつまでで閉館なのか、2024年の今、滞在でかかる所要時間をまとめてきました。
所要時間:1時間半から2時間半程度
作品毎の目安も記事内でご紹介しましたので、ご自身の気に入った作品にどれだけ時間をかけるかは、事前に想像してから足を運んでみてください。
2027年末まで閉館が延長されましたが、今後の更なる訪日外国人の増加に伴い、ますます混雑が予想されます。
日時指定のチケットで入場しますが、混雑していると最初の入場地点での待ち時間が長くなりますので、来場少し前にご自身の購入したチケット時間帯が完売なのか、そうでないのかをチェックしてから行くと、少し心構えが違ってくるかもしれません。
最先端のデジタルと目を奪われるアートの融合によって作品の世界に没入できると、子供から大人まで楽しめる豊洲の「チームラボプラネッツ」。
今回ご紹介した所要時間を目安に、じっくりたっぷり、楽しんできてくださいね!
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