佐渡へ行くなら、カーフェリーとジェットフォイルのどっちがいい?
私は実際に、2泊3日の佐渡旅行ではマイカーをカーフェリーに載せて、別の日帰り旅行ではジェットフォイルを利用しました。
両方乗ってみて思うのは、車を持っていかないなら、予算が許せばジェットフォイルがおすすめ。特に子連れなら、私はジェットフォイルを選びます。
新潟港から両津港まで、ジェットフォイルなら約1時間7分。カーフェリーは約2時間30分なので、片道で1時間23分違います。
一方で、料金はカーフェリーの方がかなり安い!
さらに「行きはジェットフォイル、帰りはカーフェリー」のように、往復で違う船を選ぶこともできます。
実際に両方乗って分かった船内の様子や子連れでの過ごし方まで含めて、「結局どっちがいい?」を比較してみます。
佐渡はフェリーとジェットフォイルどっち?まず結論
| こんな旅行なら | 私ならこちら |
|---|---|
| 車なし・子連れ | ジェットフォイル |
| 日帰り | ジェットフォイル |
| 1泊など短期旅行 | ジェットフォイル |
| とにかく料金を抑えたい | カーフェリー2等 |
| 行きは時間優先、帰りはゆっくり | 行きジェット+帰りフェリー |
| マイカーを佐渡へ持っていく | カーフェリー |
人だけで渡るなら、大きな違いは時間と料金です。
2026年10〜12月の新潟〜両津航路で比較すると、こちら。
| ジェットフォイル | カーフェリー2等 | |
|---|---|---|
| 大人・片道 | 8,310円 | 3,630円 |
| 小児・片道 | 4,160円 | 1,820円 |
| 所要時間 | 約1時間7分 | 約2時間30分 |
| 席 | 全席指定 | 自由席 |
| 車 | × | ○ |
大人なら、ジェットフォイルの方が片道4,680円高い代わりに、1時間23分早く到着します。
ちなみにカーフェリーには2等しかないわけではなく、2等・1等・特等・スイートルームがあります。この記事では、最もリーズナブルで、私たちも実際に利用した2等とジェットフォイルを中心に比較します。
ジェットフォイルはどんな感じ?約1時間座っていたら佐渡!
日帰り旅行で利用したのがジェットフォイル。
カーフェリーとはかなり違って、全席指定。自分の席に座って佐渡まで移動するという感覚です。
私も実際に乗ったのですが、正直なところ、船内で何をしていたかあまり記憶がありません(笑)。
それくらい「船で過ごした」というより、座っていたら佐渡に着いたという印象でした。
新潟港から両津港までは約1時間7分。高速で海面を滑るように進む船で、佐渡汽船では「海の飛行機」とも紹介されています。
約1時間なら、子連れでも「次は何をして過ごそう?」となる前に到着できるのがラク。船内に売店はないので、飲み物などが必要なら乗船前に用意しておくのがおすすめです。
そして、日帰りではこの速さがかなり大きい!
例えば2026年10月のダイヤでは、カーフェリーの朝便は新潟6:00発→両津8:30着。一方、ジェットフォイルには新潟7:55発→両津9:02着の便があります。
この2便なら、1時間55分遅く新潟を出ても、佐渡への到着は32分しか変わりません。
私が日帰りでジェットフォイルを利用したときも、佐渡で過ごせる時間をできるだけ確保したかったので、この速さは大きなメリットでした。
日帰りでの回り方はこちらの記事で詳しくまとめています。
佐渡島は日帰りできる?実際に行ってわかったモデルコース
カーフェリーは約2時間30分!子連れで乗ってみた
一方、2泊3日の旅行でマイカーと一緒に利用したのがカーフェリー。
出航して最初の20分くらいは港や陸が見えるので楽しい!そして佐渡に近づいてくる最後の20分くらいも、「佐渡が見えてきた!」と盛り上がります。
ただ、その間は……
本当にずーっと海です(笑)。
私たちが乗った当時はゲームコーナーがあり、子どもはゲームをしたり、人気だった海苔のラーメンを食べたり。それなりに楽しく過ごしていました。
ただし現在は状況が変わっていて、船内の「麺処おけさ・麺処ときわ」とゲームルームは2026年2月27日で営業を終了しています。
現在は、おけさ丸・ときわ丸ともに船内3階に自動販売機コーナーがあり、お弁当やサンドイッチ、おつまみ、お菓子などを購入できます。
これから子連れで利用するなら、2時間30分あるので、暇つぶしになるものを少し持っていってもよさそうです。
カーフェリーはどんな船?
フェリーというと、レストランやいろいろな施設があって、「船の中で過ごすこと自体を楽しむ」というイメージがあるかもしれません。
でも、佐渡汽船のカーフェリーは、いわゆる豪華フェリーとはちょっと違います。
私たちが利用したときは、カーペット敷きの2等船室で靴を脱いで座ったり横になったり、船内のテーブル席で過ごしたり。
ちょっとレトロな雰囲気もあって、子どもにとっては大きな船に乗ること自体が楽しいイベントでした。
ただ、「快適な船内で2時間30分、船旅を満喫!」というテンションでもないかな(笑)。
佐渡で行きたいところがたくさんあった私としては、「この時間があったら、もう1か所行けたな」とも思いました。
2等のカーペット、いい場所を取るのは意外と激戦!
ジェットフォイルは全席指定ですが、カーフェリー2等のカーペットは場所が決まっていません。
料金が安い分、好きな場所で過ごせる一方で、いい場所を取りたければ早めに動く必要があります。
そして初めて乗った私たちがまったく知らなかったのが、このカーペットの場所取り。
これが意外と激戦でした!
佐渡汽船は旅行者だけの船ではなく、日常や仕事で使っている方もいます。
そういう乗り慣れた人たちは、船内に入ってからの動きが速い(笑)。迷うことなく窓際などのいい場所をサッと確保していきます。
初めての私たちが「どこに行けばいいんだろう?」なんてしている間に窓際は埋まり、あとはすでに横になっている皆さんの間に残っている場所を探す感じに。
カーペットでいい場所を確保したいなら、早めに乗船待ちの列に並んでおくのがおすすめです。
なお、船によって2等船室の設備は異なり、ときわ丸にはジュウタン席のほか、イス席や親子優先席もあります。
カーペットで横になるなら、毛布を借りることもできます。新潟航路のおけさ丸・ときわ丸では、現在1枚100円(税込)です。
行きジェットフォイル、帰りカーフェリーもアリ!
「ジェットフォイルは速くていいけど、往復だと高いな……」と思ったら、行きと帰りで変えてしまうのもアリです。
行き:ジェットフォイルで佐渡へ
帰り:カーフェリーで新潟へ
行きは約1時間で移動して、佐渡での時間を確保。たくさん遊んだ帰りは、多少時間がかかってもカーペットでゴロンとしながら帰る。
これならジェットフォイルを往復利用するより料金も抑えられます。
便数や時間は時期によって変わるので、実際の旅行日で往路・復路それぞれの便を確認して組み合わせてみてください。
マイカーを佐渡へ持っていくならカーフェリー
マイカーを佐渡へ持っていくなら、基本的にカーフェリーしかありません(笑)。
車ごと船に乗り、新潟港から両津港へ渡ります。
| 車の長さ | 片道 |
|---|---|
| 3m未満 | 13,990円 |
| 3m以上4m未満 | 17,250円 |
この車両運賃には運転者1人分のカーフェリー2等運賃が含まれているので、運転者の乗船券をさらに買う必要はありません。同乗者は別途乗船券が必要です。
我が家も2泊3日の旅行ではマイカーを持っていきました。
佐渡金山、北沢浮遊選鉱場跡、宿根木、矢島・経島、大野亀、二ツ亀など、佐渡は観光スポットがかなり広い範囲に点在しています。
船から車でそのまま出て、荷物を載せ替えることなく観光をスタートできるのはかなりラクでした。
佐渡での移動手段については、マイカー・レンタカー・バス・タクシーをこちらで比較しています。
佐渡島は車なしでも観光できる?移動手段を比較
実は「人はジェット、車だけフェリー」もできる!
そして、これは私も後から知ったのですが、マイカーだけをカーフェリーで運び、人はジェットフォイルで移動する方法もあります。
佐渡汽船では「無人航送」と呼ばれていて、本人がジェットフォイルで移動する場合、車の積み込み・陸揚げに特別な手数料も必要ありません。
例えば3m以上4m未満の車なら、2026年10〜12月の車両航送運賃は片道17,250円。これに人のジェットフォイル運賃が必要、という考え方です。
人はジェットフォイルで約1時間。
車はカーフェリーで約2時間30分。
安く行く方法ではありませんが、「佐渡では自分の車を使いたい。でも人は早く佐渡へ行きたい」という場合には、こんな選択肢もあります。
なお、無人航送には条件があるため、利用する場合は事前に佐渡汽船へ確認してください。
どちらも日程が決まったら早めに予約がおすすめ
写真で見ても分かる通り、ジェットフォイルはカーフェリーに比べてかなりコンパクト。
ジェットフォイルの定員が244〜246人なのに対し、カーフェリーは、ときわ丸が最大1,461人、おけさ丸が最大1,587人乗れます。
ただし、カーフェリーでマイカーを持っていく場合は、人が乗れても車を載せられる台数には限りがあります。乗用車の場合、ときわ丸は最大168台、おけさ丸は最大290台です。
そのため、ジェットフォイルもカーフェリーも、旅行の日程が決まったら早めに予約しておくのがおすすめ。特に連休や夏休みなどの混雑期は、早めに空席状況を確認しておくと安心です。
なお、カーフェリー2等は予約してもカーペットの場所まで確保されるわけではありません。いい場所で過ごしたい場合は、予約とは別に早めに乗船待ちの列へ。
結局、フェリーとジェットフォイルどっちがいい?
実際に両方乗ってみると、それぞれ向いている旅行がかなり違いました。
車なしなら、予算が許せばジェットフォイル。
料金を抑えるなら、カーフェリー2等。
マイカーを持っていくなら、カーフェリー。
そして、どちらかに決めず「行きはジェットフォイル、帰りはカーフェリー」という使い分けもできます。
カーフェリーも、子どもにとっては大きな船に乗ること自体が楽しい経験。ただ、約2時間30分はやっぱり長い。
佐渡は実際に行ってみると回りたいところがたくさんあるので、船代だけでなく、旅行の日数や佐渡でやりたいことまで考えて選んでみてください。
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