佐渡は車が必要?マイカーとレンタカーの料金・移動方法を比較

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佐渡は車が必要?マイカーとレンタカーの料金を子連れ実体験で比較

佐渡旅行を計画していると、「佐渡って車がないと厳しい?」「自分の車をフェリーに載せるのと、現地でレンタカーを借りるのはどっちが安い?」「バスやタクシーでも観光できる?」と、移動手段でかなり迷うのではないでしょうか。

私も実際に佐渡へ行く前に調べたのですが、フェリー料金、車両料金、レンタカー、時刻表、キャンペーン……と情報がいろいろなところに分かれていて、「結局わが家の場合はいくらで、どの方法がいいの?」がなかなか分かりませんでした。

しかも前回は直前に調べ始めたこともあり、調べきれなかったことも。

そこで、「次に行くなら、これがまとまっていたら分かりやすい!」と思った情報を改めて調べてみました。

わが家は5歳の子どもと、ロングタイプのバンをカーフェリーに載せて2泊3日で佐渡へ。島中を回ったわが家にとって、車はかなり便利でした。

ただし、何泊するのか、どこへ行くのかによっては、レンタカーだけでなく路線バスや観光タクシーも選択肢になります。

この記事では、実際に子連れで佐渡を回った経験も交えながら、マイカー・レンタカー・路線バス・観光タクシーの違いと料金を、できるだけシンプルに比較します。

※佐渡には「新潟港⇔両津港」のほか「直江津港⇔小木港」の航路もあります。この記事では、わが家が利用した新潟港⇔両津港を基準に比較します。

佐渡観光に車は必要?まず島の広さをチェック

実際に佐渡へ行って感じたのが、想像していた以上に観光スポットが島のあちこちに点在していること。

佐渡島の大野亀周辺の景色
実際に訪れた大野亀周辺。佐渡は見どころが島内各地に点在しています。

まずは位置関係を見ると分かりやすいです。

佐渡島の主要観光スポットと車での移動時間をまとめたマップ
佐渡島の主要観光スポットと、車で移動する場合のおおよその位置関係・移動時間。

北の大野亀・二ツ亀、相川エリアの佐渡金山、南の宿根木や矢島・経島など、いくつものエリアを組み合わせようとするとかなり移動します。

そのため、佐渡を広く観光するなら車があるとかなり便利というのが、実際に旅行してみた感想です。

ただ、「車があると便利」=「マイカーを持っていくのが正解」というわけではありません。まずは選択肢を整理します。

STEP1|佐渡では何で移動する?

島内の移動手段 佐渡までの船 船の時間 こんな人向き
マイカー カーフェリー 約2時間30分 荷物が多い・自由に島内を回りたい
レンタカー カーフェリー/ジェットフォイル 約2時間30分/約1時間7分 自由に回りたい・マイカーは持ち込まない
路線バス カーフェリー/ジェットフォイル 約2時間30分/約1時間7分 費用を抑えたい・目的地を絞る
観光タクシー カーフェリー/ジェットフォイル 約2時間30分/約1時間7分 運転したくない・効率よく回りたい

※スマホでは表を横にスクロールできます。

そして、移動手段と同じくらい重要なのが何泊するかです。

STEP2|何泊する?

日帰り

日帰りなら、行きたい場所を絞るのがポイント。佐渡金山など目的地がはっきりしているなら、ジェットフォイル+レンタカー・路線バス・観光タクシーなどが候補になります。

私は別の旅行で、ジェットフォイルで佐渡へ渡って日帰り観光もしています。

→「佐渡は日帰りできる?」【記事公開後に内部リンク】

1泊2日

日帰りより行動範囲を広げやすく、マイカーやレンタカーが使いやすくなります。それでも島全体を回ろうとするより、行きたい場所に優先順位をつけた方が回りやすいと思います。

2泊3日

北・相川・南など、複数のエリアを組み合わせやすくなります。わが家も2泊3日で島内をかなり広く回りました。

→「佐渡観光は何泊必要?」【記事公開後に内部リンク】

ではここからは、わが家と同じ2泊3日なら、それぞれいくらくらいかかるのかを比較します。

STEP3|2泊3日なら結局いくら?4つの移動方法を比較

比較条件はすべて、大人2人+5歳児1人/2泊3日/新潟港⇔両津港で統一します。

船の料金は2026年10〜12月の通常料金を基準にしています。

まずはこれだけ!2泊3日の交通費チャート

🚙 マイカー
カーフェリーに車ごと乗る
↓
車の長さによって料金が変わる
↓
家族3人往復 35,240〜55,800円


🚗 レンタカー
人だけ佐渡へ渡る

ここでは比較しやすいよう、軽自動車を48時間借りる場合で計算します。「せっかくだから、もう少しいい車で佐渡を走りたい!」という場合は、もちろんその分レンタカー代は上がります。

カーフェリー 14,520円
+軽レンタカー48時間 12,600円
= 27,120円

または、

ジェットフォイル 33,240円
+軽レンタカー48時間 12,600円
= 45,840円〜


🚌 路線バス

カーフェリー 14,520円
+3dayパス 大人2人 7,000円
= 21,520円

または、

ジェットフォイル 33,240円
+3dayパス 大人2人 7,000円
= 40,240円


🚕 観光タクシー

2泊3日のうち、2日間それぞれ5時間ずつ観光タクシーを利用するモデルで比較します。

カーフェリー 14,520円
+普通車5時間×2日 77,000円
= 91,520円

または、

ジェットフォイル 33,240円
+普通車5時間×2日 77,000円
= 110,240円

※タクシーは3日間ずっと利用する料金ではなく、観光する2日間に5時間ずつ利用した場合のモデル料金です。

こうして同じ条件で比べると、安さなら路線バス。自由に動きながら費用も抑えるならレンタカー。荷物の多い子連れや車中泊ならマイカー。運転せず効率よく観光するなら観光タクシー。という違いが見えてきます。

ただし、バスは安い代わりに時刻表や路線に合わせて動く必要がありますし、タクシーは料金が高くなる代わりに運転する必要がありません。金額だけでなく「佐渡でどう動きたいか」まで含めて選ぶのがポイントです。

カーフェリーとジェットフォイルは何が違う?

新潟〜両津航路では、カーフェリー:約2時間30分、ジェットフォイル:約1時間7分。船に乗っている時間だけなら片道で約1時間23分違います。

さらにマイカーをカーフェリーに載せる場合は、出航1時間前までに港へ到着するのが目安。30分前までに乗船手続きを終える必要があります。

人だけ乗船する場合は、デジタルチケットなら10〜20分前、窓口・券売機を利用する場合は30〜40分前が目安です。

つまり、マイカーとジェットフォイルを比べるときは、船に乗っている時間だけでなく、港へ何時に着く必要があるかも含めて考えるのがポイントです。

また、「ジェットフォイルの方が速い=必ず佐渡へ早く着く」とは限りません。その日の始発時刻によっては、早朝に出発するカーフェリーの方が先に佐渡へ着くこともあります。

旅行日が決まったら、乗船時間だけでなく、実際の出発時刻・到着時刻を見るのがおすすめです。

① マイカーはいくら?

マイカーを佐渡へ持っていく場合は、カーフェリーを利用します。

料金を決めるのは車種ではなく、車検証に記載されている車の長さです。また、車両航送運賃には運転者1人分のカーフェリー2等運賃が含まれています。

車の長さ 車のイメージ 車+運転者1人 大人1人追加 家族3人往復
3m未満 超小型車など 27,980円 7,260円 35,240円
3〜4m未満 コンパクトカーの一部 34,500円 7,260円 41,760円
4〜5m未満 ミニバン・SUV・バンなど多数 40,940円 7,260円 48,200円
5〜6m未満 大型バンなど 48,540円 7,260円 55,800円

わが家のロングタイプのバンは4〜5m未満なので、通常料金なら家族3人で往復48,200円。

自分の車の長さが分からない場合は、車検証の「長さ」を確認すれば分かります。

5歳児の船代は?

今回の条件では0円として計算しています。佐渡汽船では小児運賃は小学生に適用され、未就学児でも1人で座席を使用する場合は小児運賃が必要です。

実際にマイカーで行ってよかった!

通常料金だけを見ると、レンタカーの方が安いです。

それでも、実際に2泊3日で佐渡を回ってみて、わが家はマイカーにしてよかったと思っています。

特に楽だったのが、子どもの荷物をずっと車に積んでおけたこと。新潟港で荷物を下ろし、佐渡に着いたらまたレンタカーへ積み直す、という作業がありません。

車ごとフェリーに乗って、到着したらそのまま観光へ。北から南まで移動しても、着替えや子どもの荷物は車に置いたままでした。

そしてわが家の場合は車中泊だったので、移動手段がそのまま宿泊場所。これはレンタカーにはない大きなメリットでした。

カーフェリー自体も楽しかった

佐渡のカーフェリーをあいぽーと佐渡から望む
あいぽーと佐渡から見えたカーフェリー。船で過ごす時間も子どもにとっては旅の楽しみのひとつでした。

約2時間30分というと長く感じますが、子どもにとっては船そのものがひとつのイベントでした。

船内でごはんを食べたり、ゲームコーナーへ行ったり。行きも帰りも船の中でお友達ができて、一緒に遊んでいました。

「移動時間を短くする」ならジェットフォイルですが、子連れならフェリーで過ごす時間自体を楽しむという選び方もありだと思います。

マイカー派はキャンペーンもチェック!

通常料金ではレンタカーより高くなるマイカーですが、旅行する時期によってはマイカー向けの割引商品が出ることがあります。

そのため私は、「通常料金だけを見てマイカーは高い」と決めない方がいいと思います。

旅行日が決まったら、佐渡汽船でその時期に利用できる旅行商品やキャンペーンがないかチェックするのがおすすめです。

日帰り向け、宿泊向けなど条件が異なるので、利用期間や対象車両、宿泊条件まで確認してください。

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② レンタカーはいくら?

マイカーを佐渡まで運ばず、現地で車を借りる方法です。

この記事では比較しやすいよう、軽自動車を48時間借りる場合で計算します。

佐渡汽船レンタカーの通常料金なら、24時間6,900円+以後24時間5,700円=12,600円。

そのため大人2人+5歳児なら、カーフェリー+レンタカー=27,120円、ジェットフォイル+レンタカー=45,840円〜となります。

通常料金で比較すると、カーフェリー+軽レンタカーはかなりリーズナブルです。

POINT|GWなどはレンタカー料金が上がる

佐渡汽船レンタカーにはハイシーズン料金があり、2026年は4月29日〜5月6日などが対象です。

軽自動車48時間なら、通常期12,600円/ハイシーズン13,900円。GWや夏休みに行くなら、通常料金だけで比較しないようにしましょう。

佐渡島を自由に回るならレンタカーもチェック
旅行日が決まったら、空車と料金を早めに確認しておくと安心です。

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③ 路線バスはいくら?

車を運転しないなら、路線バスが最も安くなる可能性があります。

2泊3日なら分かりやすいのが3dayパス。大人は1人3,500円で、佐渡島内の路線バスが3日間乗り放題です。5歳児は有料の大人に同伴する今回の条件なら無料です。

つまり、大人2人=7,000円で3日間の島内バスを利用できます。

船と合わせると、カーフェリー+3dayパス=21,520円、ジェットフォイル+3dayパス=40,240円です。

4つの方法ではかなり安いですが、当然ながらレンタカーのように好きな時間に出発することはできません。

路線によって本数も違うため、「安いからバス」ではなく、行きたい観光地と時刻表を先に照らし合わせるのがおすすめです。

④ 観光タクシーはいくら?

「運転はしたくない。でもバスの時間に合わせて動くのも大変」という場合は、観光タクシーという方法もあります。

今回は2泊3日の比較なので、5時間の観光タクシーを2日間利用というモデルにしました。

普通車は5時間38,500円。2日間なら、38,500円×2=77,000円です。

船と合わせると、カーフェリー+観光タクシー5時間×2日=91,520円、ジェットフォイル+観光タクシー5時間×2日=110,240円となります。

安くはありません。ただし普通車1台の料金なので、大人2人+子ども1人でも料金は同じ。

運転する必要がなく、希望する場所を組み合わせて案内してもらえるため、「運転せずに、限られた時間で効率よく観光したい」人には分かりやすい選択肢です。

マイカー・レンタカー・バス・タクシー、結局どれがいい?

🚙 マイカー|35,240円〜

メリット:荷物を積んだまま自由に移動できる
デメリット:車両航送費がかかる
向いている人:子連れ・荷物が多い・車中泊・自由に島内を回りたい

🚗 レンタカー|27,120円〜

メリット:安さと自由度のバランス
デメリット:受取・返却が必要
向いている人:自由に島内を回りたい

🚌 路線バス|21,520円〜

メリット:安い・運転不要
デメリット:時刻・路線に制約
向いている人:行き先を絞れる

🚕 観光タクシー|91,520円〜

メリット:運転不要・効率的
デメリット:費用が高い
向いている人:運転したくない・家族やグループ

移動手段 2泊3日モデル メリット デメリット 向いている人
マイカー 35,240円〜 荷物を積んだまま自由に移動できる 車両航送費がかかる 子連れ・荷物が多い・車中泊・自由に島内を回りたい
レンタカー 27,120円〜 安さと自由度のバランス 受取・返却が必要 自由に島内を回りたい
路線バス 21,520円〜 安い・運転不要 時刻・路線に制約 行き先を絞れる
観光タクシー 91,520円〜 運転不要・効率的 費用が高い 運転したくない・家族やグループ

※カーフェリー利用時を「〜」の起点としています。マイカーは車長、レンタカーは船種・時期、タクシーは利用時間などによって変わります。

まとめ|まず「何泊・どこへ行く?」から決めよう

佐渡を広く観光するなら、車があるとかなり便利です。

ただし、車が便利=マイカーを持っていくべきではありません。

通常料金なら、現地でレンタカーを借りる方法はかなりリーズナブル。

一方、子連れで荷物が多い、車中泊をする、荷物を積んだまま島中を回りたいというわが家の旅行では、マイカーの便利さは料金差以上に大きく感じました。

目的地を絞って安く回るなら路線バス。運転せず効率よく観光したいなら観光タクシー。

だから佐渡旅行では、①何泊する? → ②どこへ行く? → ③島では何で移動する? → ④カーフェリーかジェットフォイルを選ぶ → ⑤料金と使えるキャンペーンを確認する、この順番で考えると分かりやすいです。

わが家も前回は旅行直前に調べたため、ここまで整理できていませんでした。次に行くなら、この順番で比較して、その旅行に一番合った方法を選ぼうと思っています。

「マイカーかレンタカーか」から考えるのではなく、まずは何泊して、どこを回りたいか。

これが、実際に佐渡を旅行してみて感じた、移動手段を決める一番分かりやすい方法です。

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